台風前後は爆釣するとよくいいますが、何を根拠に、どんなタイミングがいいのか、未だかつて爆釣した経験のない私は疑問に思う今日この頃です。
色々な説がありますが、ある説によると、
台風前
気圧が下がったタイミングで魚たちはこれから来るであろう台風から避難する為に腹ごしらえをするそうな。
それがいつか?
恐らく、
〜フィリピン北部で台風○号が発生〜
という台風発生情報が出てから2〜3日の間かと思われます。
台風後
台風直後はどんなに晴れていてもまだウネリや波は高い状況にあります。
それが落ち着いた後(2〜3日後?)、波も風もない穏やかな日が来るそうな。
そんな日の早朝なんかがベストなんだそう。
台風直後のミラクルを求めて
本日の潮
満潮 3時14分
前述のタイミングは無視した台風直後の釣行。
(自分の行けるタイミングで行くしかない)
もしかしたらという願いを込めて、いつもの近所のテトラ帯へ。
日の出前には竿を振っていたいと思い、5時前ポイント到着。
まだ暗いのでアピールカラーのゼブラグローからスタート。
…
何も起きません。
辺りが明るくなり始めた午前6時頃。
何やら鳥が騒がしい。
こ、これは!
何羽かの鳥が海面を刺しているとまでいきませんが、魚を獲りに行ってる模様。
ただ、ベイトが大型魚に追われている雰囲気はないのでアジかイワシでも沸いているのでしょう。
ジグサビキ装着。
リフトアンドフォールでゆっくりシャクリます。
キタキタ!
小気味良いアタリが手元に伝わります。
目の前をアジの群れが泳いで行きます。
そこからは入れ食いモード突入。
もはやこのタックルの意味はありません。
1時間くらい続いたでしょうか?
アジにサッパにサバ…
これが台風直後の爆釣でしょうか?
(思ってたのと違う!)
これ以上釣っても捌き切れないのでサビキを外す事に。
来たか?大物!
いやいや、こんな事をしに来たわけじゃない!
楽しさのあまり無我夢中でやってましたが、ふと我に返ります。
ジグはスピンテール着用。
だいぶ日が高くなったので、ボトム狙いでゆっくりリトリーブ。
何投かやりましたが反応がないので、そろそろ帰ろうかと思い始めながらやってると、
ん?何か引っ掛かった?
ゆっくり巻いてみると何やら生命反応。
何という理想的な終わり方。
最後に大物を釣って終われるとは。
一瞬の希望はやがて失望に変わります。
この引かなーい感じ。
たまに引いてドラグを出してまたピタッと止まる感じ。
頼む、頼むから外れてくれ…。
ただ思うのはこんな時、シーバスタックルなら切られるかなと不安になりますが、さすがは青物用タックル、グイグイ寄せて来れます。
見えて来ました。
直径60cm程のエイ。
何とかタモ入れに成功し、フックを破壊されながらもランディング。
そのままお帰りに。
疲れたので終了。
今日の教訓
台風直後でもベイトは沸いていたが、フィッシュイーターは確認出来ず。
くれぐれも波の高い時の釣行は控えましょう。