前回までのあらすじ
長年、愛用した12アルテグラのゴリゴリを直すべく、クリーニングとグリスアップを施すものの解消される事もなく…。
ある程度、交換する部品の目処を立て、替えてみるところからのお話となります
果たして巻き心地は改善されるのか?
部品表からパーツを選ぶ
12アルテグラの部品表と検索して、出てきた部品表の中から該当するパーツを探します。
今回かえるのは、
ドライブギア
ピニオンギア
部品表でいうと45番と57番ですね。
機種名とこの番号を言えば、お店の人もわかりやすいかと思います。
どちらもハンドルを回して一番最初に動き出す歯車です。
この部品と信じて作業開始。
ドライブギアとピニオンギアを交換する
設計が古いせいかリールの構造は今のリールと比べると単純な方かと。
ましてやハイエンドモデルでもないのでバラす分には助かります。
さすがに2〜3回バラしていると慣れたもの。
今回替える部品がコチラ
古いものと比べてみても、特に違和感は感じません、
新しい部品に薄〜くグリスを塗って、サクサクッと交換していきます。
戻す時も各パーツに薄〜く塗ります。
取り付けにミスがないか気を付けながら〜、
完成!
果たして巻き心地は?
ハンドルのがたつきを直す
頼む!
頼むから直っていてくれ!
祈りながらハンドルをそろりそろり回してみます。
ん?
ゴリゴリ以前にハンドルがガタガタします。
こんなんだっけ?
部品を交換して何かクリアランスでも変わってしまったんでしょうか?
ハンドルを上下左右に動かすとグラグラします。
色んな事が思い当たります。
ベアリングも換えた方が良かったんじゃないか
違うギアも換えるべきか?
とりあえず、再度バラす前にネットで検索します。
ハンドル がたつき
色々調べてみると、座金(シム)数枚で直るそうな。お値段110円。
これだけ頼むのも申し訳ないので、ベアリングも一緒に頼もうか?
そうなると、部品代だけで5000円くらいいってしまう、しかも確実直る保証は何もない。
座金はドライブギアのハンドル側にかますそうな。
そういえばそんな座金あったっけ?
特に気にもしていなかったので、新品に替える時もそのまま付けただけ。
写真で確認してみましょう。
ありました!
古い方のドライブギアにつきっぱなしでした。
薄いシムが3枚あります。
これを新品の方に付け替えてっと、
今度こそ…
ハンドルを回してみると、シャッ、シャッいいますがコリコリはいわなくなりました。
まぁ、こんなもんでしょう。
もっと色んなパーツを替えたら、もうちょいスムーズになるかも知れませんが、費用ばかりかさんでしまうので釣りをする分に支障がなければ問題ないでしょう。
次回は実釣にて確認したいと思います。