もう7〜8年は使っているでしょうか?
釣行の度に洗ってましたよ、最初だけ。
そのうち毎回やってたのが3回に1回になり、
1ヶ月に1回になり、3ヶ月に〜…。
なんだかんだメンテナンスフリーでよくやってくれましたよ。
なので、さすがに最近気になります。
ゴリシャリ感。
初めてシーバスを釣った事や、エイとも知らず絶対バラすまいと3時間格闘した事や、このリールへの思い入れはハンパありません。
直せるものなら直してやりたい。
あの買ったばかりのシルキーな巻き心地を復活させるべく、やりますかっ!
バラす
とりあえず原因を確かめたいのでバラしてみる事に。
さすがに年月が経っている為、部品交換は覚悟の上ですが、あわよくば掃除だけで何とかならないものかと…。
ブログやYouTubeを観て要点を押さえます。
今回使用する工具
百均の精密ドライバーセット(一本使うだけ)と10mmメガネレンチのみ。
それでは、
①スプールを外す
(ついでにハンドルも外しとく)
②スプール受けを外す
(地道にこじ上げる)
③ローターナットを10mmレンチで右回りに緩める(逆ネジ)
④ローターを外し、ローラークラッチ組を外す(ネジは3本だけ緩める)
⑤ピニオンギアとボールベアリングを抜く
⑥各パーツを拭き取りながらね
(汚れてますな〜)
⑦ボディガードを外す
2本のネジで止まっている
⑧脚付きキフタを外す
外すと同時に色んな物が取れてくるので要注意
ドライブギアが取れました
内ゲリ当たり⁈も外れました
とりあえず、バラすのはこの辺までにしときましょう。
後は、手の届く範囲を拭き取っていきます。
拭き取った部品をグリスアップ
拭き取った物にグリスを塗っていきます。
必要な量はごく僅かでいい、そうほんの少しでいいのです。
専用の物も売っているのですがもったいない、とにかくちょっとでいい←ちょっと、ちょっとってうるさい!
近所のホムセンを物色してると…
ありました!
ベアリング、ギアに最適。
80g、140円。
これで充分!
ひ孫の代まで使えます。
外したドライブギア、ピニオンギアにも薄〜く塗ります。(塗ったグリスをまた拭き取るくらいで)
後は外した逆の手順で戻すだけ。
やっぱり、要所要所で写真を撮る事は大事ですね。後でこの部品は?ってならずに済みます。
ちなみに私は、これを逆さまに付けるミスをしました。
これを上向きに付けると反転レバーが効かなくなるのでご注意を。
掃除とグリスアップだけで果たして巻き心地は?
見た目だけでは特に劣化してる部品は見当たりませんでした。
果たしてゴリゴリは直ったのか…
…
…
コリコリ…
コリコリ…
ゴリゴリ…
ゴリゴリッ!
ですよねー、そう簡単に直るわけがありません。
じゃあ、何が悪い?
中の構造はわかりました。
後は感覚。
リールを回した感覚としては、近いところでゴリゴリ感を感じます。
ハンドルに近い所といえばドライブギア。
それに噛むピニオンギア。
これだ!これしかない!
多分、これでしょう!
部品表で値段を調べると、ひとつ935円也(税込み)。
2000円弱で直るものなら安いものです。
早速、近所の釣具屋さんに頼みに行って来ました。
とりあえず今回はこの辺で。
後編で部品を交換して行こうと思います。
〜後編へ〜