さて、ここは千代崎漁港。
忘れもしません。
あれは5年前の3月1日。
シーバスフィッシングを始めた頃、21時過ぎだったかな?周りにいたアングラー達はぞくぞくと帰り始め、1人になった時の事。
その先日にサーフでいい思いをしたルアー、"マリアブルースコード"を投げ続けていました。
空が雲で暗くなり始めたその時、
ガツーン!
とそれまで体験した事のないアタリ!
と次の瞬間、
プッチーン!
…
口にかかったルアーを外そうしてるのか、遠い所でエラ洗い。
デ、デカイ…
逃がした魚はデカかった…とはよく言いますが、まさにそう。
降り出した雨の中、しばらく呆然としてたのを昨日の事の様に覚えています。
根がかりルアーの外し方
本日の潮は
大潮
満潮 17:14
ほぼ無風。
ポイント到着は20時半。
既に下げ5分は過ぎてますが、"あの日"と同じ場所に立っております。
あの日を教訓に練習しましたよ、FGノット。
コツを覚えるまで結構かかりましたが、今ではどんな状況下でも一応、出来る様にはなりました。
先発はカーム80。
まずは表層ただ巻きから。
反応なし。
次、レンジを下げる為デッドスロー。
潮位がない為、すぐに何かに引っかかります。
中層を引くのが難しい。
ここの底には牡蠣殻が点在してる為、下手に沈めると即ロスト。
と言ってる先から引っ掛かりました。
この引っ掛かり方のパターン。
次の内どれでしょう?
- 巻いてる反対方向へルアーを送ってやると外れるパターン。
- スプールをロックしてゆっくり引き寄せる。(引っ掛かった物ごと動かす)
- 何しても外れない!ロスト決定!
1からやってみましょう。
まず、「引っ掛かった?」
という瞬間の初動が明暗を分けます。
この時にグイッと強引に引っ張ってしまうと、ほぼ外れません。
(よくあるのが「キタッ」と思って思いきり合わせてしまう事)
話しは戻ります。
まず1から。
「引っ掛かった?」という時にちょっと緩めます。
…
ちょっと待ちます…
次に、軽くシャクって何回目かで大きくシャクってやります。
これでも外れなかったら次!
グーッとラインを張ります。
テンションMAXかな?って思ったくらいで、ベールをパッ!と上げる、イメージはこっちに向いてるルアーが、ベールを上げた瞬間に反対側にルアーを送ってやる感じ。
何度か繰り返します。
ダメなら2。
最初はドラグ緩めでラインを張ります。
ラインが出ない様に、スプールを指で押さえながら引っ張ります。
この時に、引っ掛かってる物が動く物か、動かない物かがわかるはずです。
少しでも動く様ならなんとか寄せて来ます。
この時ロッドが折れない様、充分注意して下さい。
後はラインが傷んでたり結束がしっかり出来ていなかったら即、切れますけどね。
この時点で、うんともすんとも動かなかったら諦めて下さい。
大事なのは、
ルアーを取るか?
ロッドを取るか?
時間を取るか?
命を取るか?
ほとんどの場合、時間を取るかと思います。
今しかないって時に、こんな事をやってる場合じゃないですもんね⁈
さらば愛しきローリングベイト
さて、しばらく粘りますが何の反応もなし。
最終手段のローリングベイト。
これでダメなら諦めよう。
足元の藻が完全に見えてるほど浅い。
何投目かでモサモサッ。
やばい!
引っ掛かる!
即座に回収しようとした次の瞬間、
ぐーっと、引っ掛かった感じ。
前述の1、2を試しますが全く外れません。
少しでも巻いている反対側に行こうと、ラインは張ったまま移動します。
限界まで来たので、グッと引っ張ると、
プッチーん…
今期、大活躍したルアーとのお別れです。
さようなら…
そして、ありがとう…
(在りし日のローリングベイト)
アタリらしきもの一切なし⁈
結論から言うと、
大潮2日続けての釣果はゼロ!
何を投げてもダメ。
何をしてもダメ。
どこに行ってもダメ。
周りも誰も釣っていません。
釣れない要因としては、最近の気温の高さのせいか、若干の夜光虫がいる事。
後は干潮に近かったこと。
やはり、潮が大きい時は下げに乗って沖へ行ってしまったのでしょう。
本日の教訓
大潮の干潮に期待するな!
使用タックル
ロッド: ダイワ ラテオ90ML
リール: ダイワ レガリス3000-CXH
PEライン:ラパラ ラピノヴァXマルチゲーム 0.8号
リーダー:ナイロン500m巻き 3.5号
ヒットルアー:なし